一般社団法人市原市医師会

　

市原市医師会のウェブサイトをご覧いただきありがとうございます。

当医師会は一般社団法人として現在285名の会員で構成する組織です。

会員は開業医と勤務医がほぼ同数で普段は診療所や病院に所属し日常診療を行っています。

創設以来、市原市民の皆様の健康保持、増進、福祉の向上に貢献することを目的に

疾病の治療の他に、市原市と協力し、地域医療・介護・福祉事業への協力・助言、学校医の派遣、特定健診等各種健診事業、産業医・人間ドック、予防接種事業、　地域住民への健康啓発運動、市原看護専門学校の運営など多岐にわたり活動しています。

夜間・休日の救急診療については、市原市急病センターを薬剤師会、歯科医師会との三師会協慟の基に運営し,一次救急対応として、医師会員が当番で診療にあたっています。

二次救急には市内の病院が輪番で診療を担当しています。また、市内地域の三基幹病院とも連携協力して円滑に救急医療および日常の診療を行っています。

2020年１月以来日本中を席巻した新型コロナ感染症(COVID-19)は依然として予断を許さない状況下ではありますが、多くの会員医療機関で、通常の診療体制の維持に努めながら、発熱患者さんへの対応(診察、検査、治療)を実施しています。高齢のCOVID-19陽性者、慢性疾病で自宅での療養を余儀なくされている患者さんへの往診・訪問診療も対応可能な会員医療機関で行っています。

近い将来発生が予想される巨大地震等大規模災害時の医療についても、市当局および関連団体と連携協力して対策強化に努めています。

また、大規模病院の移転に伴い『地域医療機能の偏在が予想されるのではないのか』と市民の皆様にご心配をおかけしております。市当局は地域医療調査を実施した結果、　市西部に一定の医療ニーズ(入院・外来・救急等)が発生すると推計し、2035年を目標とした『地域医療推進ビジョンの構想』に取りかかる旨を報告しています。　今後も当医師会が市原市と緻密な連携をとりつつ『地域医療の望ましい姿』について積極的な意見と助言を行う必要があると考えています。

市民が<安心・安全・納得のいく医療>を実現できるよう会員一同地域医療の発展に向けて日々努力を続けてまいりますので市民の皆様のご協力をお願いいたします。

２０２４年6月

市原市医師会長　泉水　昇